関内/伊勢佐木長者町にある音楽教室の主宰木村香恵です。
レッスンに通われている生徒さん、こんな経験ありませんか?
「家で弾けたのに、レッスンだと弾けない!」
レッスンをされている先生方、よくこんなセリフを聞きませんか?
「先生、家だと弾けたんです!」
私自身1日に何回も聞くセリフですし、私も師匠のところへレッスンに行くとよく言うセリフなんです。
さっき練習で弾けたのに!
と、よく悔しい思いをされている方、多いと思います。
さぁ、そんなピアノ弾きの永遠の課題。
そこへ非常に興味深い実験をされた大人の生徒さんがいらっしゃいます。
ブログにだすのもいかがなものかと思いましたが、17年の講師人生で初めてのことでしたので書きだすこととしました。
生徒さんから
【普段の家でのパフォーマンスをレッスン時に発揮できないのはなぜだろうとレッスン初期から思っていました。その一つに距離感がバグっているからではないだろうかが仮説です】
とのことで、
「少し離れたところで、食事をしながら座っていてください」
と、たまごサンドを渡されました。
「いやいやいやいや、貴重なレッスン時間中に食事するだなんて無理無理無理です」
と私が言うも、
人間は食べることにすごく集中するので食べてほしいんです、僕の演奏を聴かないようにしてください、と説得されました。
レッスン中にたまごサンド…
ものすごくものすごーーーく抵抗がありましたが、食べましたよ
レッスンに通われている生徒さん、こんな経験ありませんか?
「家で弾けたのに、レッスンだと弾けない!」
レッスンをされている先生方、よくこんなセリフを聞きませんか?
「先生、家だと弾けたんです!」
私自身1日に何回も聞くセリフですし、私も師匠のところへレッスンに行くとよく言うセリフなんです。
さっき練習で弾けたのに!
と、よく悔しい思いをされている方、多いと思います。
さぁ、そんなピアノ弾きの永遠の課題。
そこへ非常に興味深い実験をされた大人の生徒さんがいらっしゃいます。
ブログにだすのもいかがなものかと思いましたが、17年の講師人生で初めてのことでしたので書きだすこととしました。
生徒さんから
【普段の家でのパフォーマンスをレッスン時に発揮できないのはなぜだろうとレッスン初期から思っていました。その一つに距離感がバグっているからではないだろうかが仮説です】
とのことで、
「少し離れたところで、食事をしながら座っていてください」
と、たまごサンドを渡されました。
「いやいやいやいや、貴重なレッスン時間中に食事するだなんて無理無理無理です」
と私が言うも、
人間は食べることにすごく集中するので食べてほしいんです、僕の演奏を聴かないようにしてください、と説得されました。
レッスン中にたまごサンド…
ものすごくものすごーーーく抵抗がありましたが、食べましたよ

2曲演奏していただきました。
食べていてもそりゃー食事には全く気がいきません。もちろん耳が演奏の方へ集中してしまいます。
演奏後に感想というか曲のアドバイスはさせていただきました。
ただ生徒さんいわく、
「この距離のせいか、少し緊張が和らいだように思います」
とのこと。
結果
以下生徒さんSNS引用
↓
【電磁波の強度や照度のように、レッスン時の緊張(≒先生からの圧)は『距離の自乗に反比例』することがわかりました。
ほぼ、対面でしたので『指向性』はあまり関係ないようです。ただ、来年からはレッスン場所が変わるので、『距離を稼ぐ』方法を考えなければいけませんが。
でも、この仮説に気づいたのが少し遅すぎたようです。仮説を強検証するためには距離を縮めていく実験手法が考えられますが、このレッスン会場は年内いっぱいでクローズなんです。
脱緊張法:『ダルマさんが転んだ』の継続検証は難しいですが、次の手法を考えます!】
だそうです。
ど素人一般人の私とはまた違う思考をお持ちの生徒さん。
非常に興味深いですね。
レッスンはもちろん、人前での演奏って緊張しますよね。
フィギュアスケートの選手だって練習では4回転半飛べているんですよね、だから本番で試みるんですよね。
練習でできていなければ本番で試みることはありませんしね。
でも本番でジャンプを失敗してしまうことがある。
【メンタル】
永遠の課題ですね。
私個人としては、レベル関係なく練習量が大事だと思います。
私はどんな本番でも心臓がおかしくなるんじゃないかってくらい緊張します。
1番不安なのは暗譜です。
練習量が足りなかった時はダメですね、直前で不安に負けます。
充分練習できていれば「あれだけ練習したから大丈夫だろう」と思えます。
どうなんでしょうか、そこは人それぞれなのかもしれませんね。
あくまでも「私の場合は」です。
たまごサンドとツナサンドは美味しかったです。
ごちそうさまでした。
