グランドピアノ試弾

関内/伊勢佐木長者町にある音楽教室の主宰木村香恵です。

先日センター北駅にあります「ヤマハ音楽教室」へ行って参りました。
なんとグランドピアノを2台試弾させていただきました♪

「試弾」とは、その名のとおり試しに弾くことです。

関内駅「セルテヤンキーススタジオ」が、セルテの閉館に伴い移転することとなります。
セルテが閉館だなんて、まだ信じられません。
セルテ閉館に関しては原稿用紙10枚くらいの想いになってしまうので、別の機会に語らせてください!

というわけで、場所は未定ですが移転先に置くグランドピアノを探しています。

2台C1Xを弾かせていただきました。2台とも2021年のもので、まだまだ新しいかんじです✨
難しいことを学者さんのごとく語りたいところではありますが、正直大きな違いはわかりません。笑

弾いてみた直感で決めました。
「こちらの方がボリュームもあるし華やかな音色だからこっち!」と。
置く場所で音もかわりますし、果たしてその感覚が理屈として正しいのかどうかはわかりませんが、直感を信じます!


ピアノ弾きとして自分のグランドピアノをもつことは憧れです。
この何年かお教室の開業できる場所を散々探してわかったこと…
それはグランドピアノ自体を購入することができても、置く場所がないということ。
もちろん置くだけでは意味がなく、ご近所さんを気にせずフルパワーで弾くことができる場所は貴重なんです。

「セルテヤンキーススタジオ」は、ライブレストランなので防音されていますし、同じフロアにもライブハウスがあるので24時間365日フルパワーで演奏できます。

「大通公園エイラクスタジオ」は楽器可のマンションなので、ピアノはほぼ24時間フルパワー演奏OKです。

さて、ここで物件に記載されている「楽器可」の定義です。

ピアノに関しますと、だいたいは【消音機能つきの
ものに限る】ということです。ようは「電子ピアノ」可なのです。
問い合わせると、まれに「アップライト可」の場合もあります。
ごくまれーーーーーに「グランドピアノ可」の場合もあります。
しかしそんな細かなことはいちいち物件情報に記載されておりません。

いちいち不動産に問い合わせて、物件の管理会社に問い合わせてもらい、管理会社の方が把握してない場合もあるのでそこからオーナーに問い合わせをしてもらう、という流れになります。

ピアノは大きく分けて
・グランドピアノ
・アップライトピアノ
・電子ピアノ
となりますが、ここで問題が。
これらをひとくくりで「ピアノ」という感覚の方が大半ということ。

そりゃーそうです。

私だってフルートに音域によって種類があること、クラリネットも同様、知りませんでした。
専門外のことは知りません。

でも結局どの楽器が可だったとしてもピアノ教室としての開業はほぼNGがでます。
「事務所可」物件だとしてもそうです。

音のでる商売はクレームが出やすいので嫌がられるのです。


そもそも、そんな楽器可のマンションは横浜市中区にはとても少ないんです。

不動産の方にも「あなた、私より詳しいわね!」と言われるくらい寝ても覚めても物件のことばかり考えてこの1年は検索していました。
この気持ち、個人ピアノ教室を主宰されている先生にはおわかりいただけると思います(^_^;)

もっと楽器可の物件を増えればいいのに!
そう願っております。


関内/伊勢佐木長者町の「かえピアノ財団音楽教室」では、初心者から経験者までそれぞれの方に合わせたレッスンを行っています。2歳半〜81才の生徒さんが通ってくださっています。
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